現役女装のブログへようこそ~!
今日は女装子さんや、女装子さんのことが好きな男性が集まって交流する「発展場」について、女装のわたしが思うことを綴ってみようと思います。
発展場のこと気になってる人いたら、参考にしてみてほしいなと思います。
発展場ってなに?
まず発展場を知る前に「ハッテン(発展)する」とは、どういう意味を指すのか理解する必要があります。
発展っていうのは、同性愛者の中での隠語的な感じで「セックスする、オーラルセックスやHなことをする」という意味に相当することが多いです。
使い方としては、以下です。
「昨日あの後ハッテンした?(可愛い子とお酒飲んでるときなど)」
「アプリで出会った子と発展したの?」
「あんた、すぐ発展するわね。」
「発展場いって、ハッテンしてきた~」
そして発展場っていうのは、簡単にいうと同性愛者が出会うスポットのことを指しています。
出会いのスポット・・・・?ってなる人いると思うんですけど、ノンケ(異性愛者)の人が知らない世界なので「???」ってなっても当然だと思います。
出会いのスポットと言えば、聞こえがいいようですが実は、セックスする相手を短時間で見つける場所のことを指していることが多いようです。
通常、同性愛者の健全な出会いであれば、新宿二丁目などのセクシャルマイノリティの地域にある飲み屋でお話したりサークルコミュニティ、マッチングアプリなどが出会いのスポットとなります。
ただ、同性愛者は全員ではありませんが性に奔放なところがあり、同性愛者同士では妊娠しないことや、性対象のみとして同性に興味を持っている人も少なくありません。
そんな中で自然と同性愛者の中で出来上がった文化が「サクッとHできる相手を探せる発展場」でした。
いつも思うんですが、サクっとってなんやねん。
なので、発展場にはそのほとんどが「何かHなコトができるかもしれない!」と思ってるモチベの高い人たちしかいないので、発展場にいけば簡単に性的興奮欲求を満たすことができると、足を運ぶ人が後を絶ちません。(もちろん健全にお話しに行っている人もいますが、ハッテン場では犯罪に抵触することをする人もいるので、常識を持って行動していくのが大事です。)
そして発展場には、野外発展場って言われるものと、有料発展場と大きく2つあります。
ここまで、発展場について解説してきましたが発展場=同性愛者がよく行っているというのはなんとなくイメージついたかと思います。
そして、この発展場を利用している同性愛者も2つに分かれるんですよね。
ちょっと長くなってしまいましたが、そこだけ説明させてください。
発展場のメインユーザーは「ゲイ」と「女装子(男の娘)」に分かれます。
発展場と一口に言っても、ゲイの発展場と女装さんの集まる発展場ではスポットが異なる場合が多いです。
とくに室内発展場では、ゲイの室内発展場に女装さんは入室禁止だったりします。
また女装さんが集まる室内のハッテン場施設にはゲイの人は来ません。
ゲイは女装さんのことが性的に好みじゃない人も多いので、女装の発展場には行きたくないと思うのは自然の流れですよね。(ゲイのタイプは男らしい人ですからね)
ゲイの発展場には、ゲイやバイセクシャルがいますが、女装の発展場には、「女装さん・男の娘同士」「女装さんのことを性的対象として見ているチェイサー」と言われる人たちが多く現れます。
なので、このブログを読んでいる人で女装さんや男の娘が恋愛対象・性的対象な人がいれば、女装さんが集まる発展場を探していくことがポイントとなります。
間違っても、ゲイが集まる発展場にいってしまうと見た目がゴリゴリ男の人たちばかりで戸惑ってしまうことでしょう。
ちなみにチェイサーさんは、バイセクシャルか?という疑問については結構ややこしい問題ですが、また別のカテゴリーになるのではないかなと最近思います。
ゲイの世界ではバイセクシャルは相手の見た目が男性でもセックスできる人のことを指しますが、女装のことを性的に好きなチェイサーさんは、見た目が男の人は性的対象外だったりしますよね。
チェイサーさんは、女装さんのことを女の子として扱うのが好きな人が多いので、セミバイセクシャルとでも位置づけましょうか。
まぁ、おちんぽこが好きな時点で周りから見るとバイセクシャルなのですが、細かいニュアンスを見ると完全なバイセクシャルとは言えないんですよね・・・。
チェイサーさんは不完全なバイセクシャルですね!独立したカテゴリーでいいと思います♪
(すごい長い独り言・・・笑)
発展場はどこにあるの?
ここまで、発展場について詳しく解説してきたのですが、そもそも女装さんが集まる発展場はどこにあるのでしょうか?
という疑問を持つ人もいると思います。
わたしは女装子なので、女装の発展場については割と詳しいです。
このブログと一緒にJYOSOTALKという女装さんやチェイサーさんに役立つ情報サイトの発信もしているのですが、そこで全国にある女装発展場のMAPをまとめています。
良かったらぜひ参考にしてみてください。(ただし、ちゃんと常識は持って遊んでくださいね!)
発展場に行くときに気を付けるコト
発展場は性病の温床です。
このコトを肝に銘じて遊んだ方がいいと思います、ということだけ最後に伝えておきたいと思います。(性病については過去に記事についてまとめています↓)
今、世界はコロナの脅威にさられて公衆衛生面など特に厳しくなっていますよね。
さらにサル痘などの性病がまた流行しかけているというニュースも流れてきています。
そのニュースの内容も同性愛者はサル痘にかかる確率が高いと言われていて、それが差別だという人もいますよね。
でも、わたし思うんです。
やっぱりノンケの人よりも性的接触を気軽にできてしまう同性愛者のコミュニティって怖いなぁとも。
だけど、わたしたちが生きる同性愛者の世界は出会いが少ないのも事実。
こんな人と二度と会えないかもしれない。
自分の欲求にドストライクな人を見つけたい!
そう思う気持ちは同性愛者は特に強く持ちます。
ノンケと違い、限られたセクシャルの中で恋愛・セックスなどをしていくわけですから、発展場を否定することも安易にはできせん。(かと言って発展場での犯罪行為は許すことはできません)
やっぱり女装さんと、女装さんのことが好きなチェイサーさんに役に立つ情報を発信したいと思っているJYOSOTALKでは、裏も表もなくシンプルにみなさんの出会いのお手伝いとかしていきたいのです。
かと言って、犯罪行為などは絶対にダメでそれらをあっせんするつもりもありません。(大事なことなので2回言います)
全国女装発展場MAPをまとめたのも、まずは女装さんなどが集まる公園で色んな人と話して情報交換をして、健全に女装ライフやチェイサーライフを楽しんでほしいと思うのです!
でも最近はマッチングアプリにみんな移動しているので、もう昔みたいに公園に溜まることも少なくなってきましたが。(警察の方も見回っているので)
というわけで、今回は発展場についてまとめてみました(^^)
参考になったらぜひまた見に来てくださいね~!!
簡単にまとめるとこんな感じですみ分けることができます。
野外発展場
野外発展場っていうのは基本的にノンケさんも利用するような場所で、たまたまひとけがすくない場所に同性愛者が集まってお話したりする場所になってしまったナンパスポットのことを指します。
こういった野外(公共)発展場で人と出会い、お話の延長でホテルに誘ったりする人が多いようです。
野外発展場は、夜の公園や道の駅、公衆トイレ前など、ほんとに色んなところが長い年月をかけてナンパスポットになっているだけであって、公共(野外)発展場に明確な定義はありません。
むしろ、公共の場所に複数の同性愛者や女装さんのたまり場ができた時点でそこが発展場と認定されるようなイメージです。
ただし、「あそこは野外発展場だよ」と同性愛者の間で言われていたとしても基本は公共の場なので、そこでセックスしたり露出したりするのは犯罪です。やめましょう。
とはいえ、同性愛者は普通の生活の中で同じ類の嗜好を持っている人を見つけるのが中々難しいのも現状です。
ここが難しいところだったりますが、発展場では露出や痴漢癖の人が多く集まるのも事実であるので、同性愛者たちが人のこない場所を見つけると自然と「ハッテンできる場所」として暗黙の了解でその場所が発展場になっている可能性があります。
自宅の近くに、夜間は人の来ない大きな公園があれば、おそらく同性愛者の発展場になっている可能性は高いです。
また、わたしは許せない行為だと思うのですが、公共発展場には普通の銭湯が同性愛者のナンパスポットになる場合もあります。
とくにゲイが多く住む地域の銭湯は、特別そういうゲイ専用の施設でもないのにかかわらず、だれかとハッテンする目的で訪れ、間違ってノンケの股間を触ったりして逮捕されている人もいます。
こうゆう人たちが同性愛者に偏見を持たれる世界にしているのでは?とかも個人的に思ったりします。
ちなみに公共の施設を使う時に(銭湯やサウナを利用する時は)入場料はかかりますが、それはあくまで銭湯などの公共サービスを利用する代金であってハッテン目的の料金ではないので、銭湯やサウナなどの公共施設でお店側の意向と全くそぐわないけど発展場と化している場合も、公共発展場と言われることが多いですね。
もー、どこでも発展しちゃうんだから。と思ったりします。
有料発展場
一方で有料発展場とは、室内のハッテン場でゲイや同性愛者の人たちしかいない施設の発展場を指します。(これは男性の性風俗産業として店舗営業している施設です。)
これが正真正銘の「発展場」というやつで、みんな入場料を支払ってセックスする相手を見つけることができる場所です。(この発展場から派生して、公共施設や野外の公園でハッテンできる場所を野外発展場というようになりました。)
室内発展場は、ノンケ(異性愛者)の世界で言うところのハプニングバー的な感じです。
ただ、ハプニングバーと違うところが価格が3000円程度と安いのと身分証の提示も必要ないので気軽に遊びにいくことができます。
この室内型の発展場も世間体的には休憩スペースやビデオボックス式、サウナ施設になっているところもあります。(発展場として経営している会社が表向きにそう見せてるだけのこともあります)
そしてちょっと複雑なんですが、ノンケさんも利用するようなポルノ映画館や、ネットカフェも室内のハッテン場と化していることもあります。
先に述べた公共発展場との線引きが難しいところではありますが、ノンケのお客さん向けのネットカフェなのにいつしかノンケのお客さんがいなくて、同性愛者だけのお客さんだけで経営が回ってしまった場合のお店が、暗黙の了解で有料発展場と化しているパターンもあるので、全国にこのような有料発展場はいくつもあります。
室内発展専用の施設(有料発展場)は、みんなでワイワイできる大広間と個室に分かれていることが多く、個室をとってそこで待ち合わせてラブホ代わりに使う人もいます。
室内発展場の詳しい解説はまた別の機会にブログにまとめてみます!
そして発展場と化している映画館では1階フロアはノンケの変態、2階フロアはゲイや女装などの同性愛者・・・みたいな感じで勝手に縄張りが出来ているところもあります。
発展場の専用施設以外の映画館やネットカフェでは、お店の人が推奨してそうゆうビジネスをしているわけではなく、勝手に同性愛者の人たちが独自の文化を作っているだけで無法地帯状態になっていることが多いです。
ほんとにどこでも発展文化作るのすごい!けど、発展場はあくまでもナンパしたり交流の場として利用し、常識の範囲内で活動してほしいものです。